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成願寺(じょうがんじ)は、愛知県知多郡南知多町片名稗田にある曹洞宗の寺院である。知多四国霊場第三十五番札所、南知多観音霊場第十一番札所である。 == 歴史 == 本尊は阿弥陀如来。814年(弘仁5年)に弘法大師が知多半島に上陸した際、この片名の地に悪病が流行っていた。大師は、「この門をよけて通れよ風の神 とふりに姿のあらん限りは 」との歌を詠み、厄除けの祈祷を修行し、後に修行大師として別堂に祀った。 江戸時代、1615年(元和元年)、笑山恵?大和尚が天台宗であったこの寺を再建し、曹洞宗に改宗した。 1995年(平成7年)、本堂・諸堂の瓦葺き替え改修工事がなされ、境内に先の本堂にあった鬼瓦が『風吹不動』として残された。 弘法大師の修行した加持祈祷と関係の深いとされる円空仏『善女竜王像』は、南知多町の町文化財に認定されている〔歴史と文化財 (南知多町ウェブサイト、2013年7月20日閲覧)〕。 曹洞宗の寺院であるが、知多四国霊場の札所の一つに数えられている。知多半島の中で知多四国霊場を作る際に、真言宗の寺院だけでは八十八カ所が作れないために、他宗の寺院に声をかけたものと推測される〔神光山 成願寺 由緒について (成願寺ウェブサイト、2013年7月14日閲覧)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「成願寺 (愛知県南知多町)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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